地球環境
メニューに戻る

決定書 8/CP.7

共同実施活動パイロットフェーズ


締約国会議は、

その決定書5/CP.1と13/CP.5を想起し、

さらにブエノスアイレス行動計画の実施に関するボン合意を含めた決定書5/CP.6を想起し、

共同実施活動パイロットフェーズ[1] の第4次統合報告書と改訂された統一報告フォーマット案[2]に留意し、

科学的・技術的助言のための補助機関および実施のための補助機関の第13回セッション第一部における結論[3]を考察した上で、

共同実施活動パイロットフェーズへの参加が、実践学習への重要な機会を提供することを認め、

さらに共同実施活動パイロットフェーズ活動を経験したことのない締約国へ、同活動に参加する機会を提供することの重要さを認め、

共同実施活動パイロットフェーズの地理的分布が、最近の改善にもかかわらず不均衡なままであることを指摘し、

1. 共同実施活動のパイロットフェーズ継続を決定し、

2. 締約国が当該フォーマット案に関係する意見を交換し、またその手法上の問題にさらなる理解を得る機会をもつことを条件として、補助機関の第16回セッション以前に、改訂された統一報告フォーマット案に関するワークショップを企画するよう事務局に求め、

3. 共同実施活動パイロットフェーズに関する報告を行う締約国に対し、全ての他の関係締約国の規定国家機関が当該報告書に同意しているとの証明をつけなければならないことを条件として、共同報告書を、各締約国の規定国家機関を通して提出するよう、求める。



[1]FCCC/SB/2000/6

[2] FCCC/SB/2000/6/Add.1

[3] FCCC/SBSTA/2000/10とFCCC/SBI/2000/10.