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地球環境 |
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COP7の概要(速報)
2001年10月29日から11月10日までモロッコのマラケシュで国連気候変動枠組み条約第7回締約国会議(COP7)が開催され、170を超える国から約4,500名が参加した。また、同時に締約国会議の補助機関であるSBI(実施のための補助機関)とSBSTA(科学的技術的な助言のための補助機関)の第15回会合も同時に行われた。 COP7では、COP6再開会合で採択された京都議定書の中核的要素が政治合意(ブエノスアイレス行動計画の中核的要素のボン合意)に基づいて京都議定書の運用ルールを法的文書にする作業を中心に交渉が行われ、前半の事務レベル協議に続き11月7日から昼夜を問わず断続的に11月10日早朝まで続いた閣僚会合での交渉の結果、京都議定書の運用ルールが採択(「マラケシュ合意」)された。また、最終日には2002年9月に南アフリカのヨハネスブルグで開催される持続可能な開発に関する世界首脳会談(WSSD)にむけて、気候変動に対しての行動が持続的な開発を可能にすることを強調し、能力育成や技術開発そして生物多様性や砂漠化防止の条約との協調を呼びかけた「マラケシュ閣僚宣言」が採択され閉幕した。 ○ 主な決定事項と交渉経過の概要 COP7の概要(速報) COP7「マラケシュ合意」 2001年11月10日付け文書
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