- 2000年以降に実施される本格的な共同実施(JI)に備え、その国際的な枠組の形成に関わる検討作業に貢献するための経験を積む。
- 共同実施によるネットの温室効果ガス削減・吸収量を総合的に判断するための手法を確立する。
- 共同実施への民間部門からの参加を促進するための方策を検討する。
〇 共同実施活動の効果
- 2000年以降、他の締約国と共同実施により温室効果ガスの排出抑制を実施した場合、その共同実施の成果
(削減した温室効果ガスの量)の当該諸国間での配分が可能となる。(ただし、パイロットフェーズの共同実施活動では配分は行われない。)
- 共同実施活動は途上国を含めた地球全体での温室効果ガス排出抑制にとって非常に効果
的であり、主に以下の点で有効である。
- 温室効果ガス排出抑制の費用対効果
- 環境技術移転の促進
- 省エネが進んでいる先進国より、発展途上国で削減を行う方が費用対効果
に優れるため、先進国の資金・技術を利用して発展途上国で行われる共同実施活動は地球温暖化防止のために有利な方策である。
〇 申請資格
- 国内
- 日本国民また日本居住者
- >企業、団体、協会などの法人格を有する者
- 政府・地方公共団体
- その他共同実施活動を実施することが可能と認められた者
- 国外
- 全ての締約国(中央、地方、地域、州等の政府機関)
- 1.の国に属する国民或いは居住者
- 1.の国に属する企業、団体、協会などの法人格を有する者
- その他1.の国に属し、共同実施活動を実施することが可能と認められる者
〇 共同実施活動参加のメリット
-
事業者
-
受入国のパートナー
-
温室効果ガス排出削減及び吸収に資する技術移転の促進
-
受入国の全体的な開発目的に貢献する技術および事業への投資の促進
-
新規施設の建設、事業への公的参加及び新規エネルギーの供給を通
じた地域経済改善への貢献
-
地球的規模
〇 申請要領
事業主体は「共同実施活動プロジェクト申請マニュアル」に従い、申請書を提出する。
〇 プロジェクト申請の流れ
図1.申請の流れ
〇 申請先/問い合わせ先
→別表1.申請先/問い合わせ先
〇 関係プロジェクト省庁
→別表2.AIJ 関係省庁連絡会議事務局
申請先/問い合わせ先
表1 関係省庁連絡会議メンバー
省庁名 |
窓口課・役職 |
代表電話 |
直通電話 |
FAX |
運輸省 |
環境・海洋課
課長 係長 |
3580−3111 |
3580−3183 |
3580−3086 |
科学技術庁 |
地球科学技術
推進室
専門職 |
3581−5871 |
3580−6561 |
3595−7442 |
経済企画庁 |
経済構造調整
推進室 |
3581−0261 |
3581−0783 |
3581−0953 |
経済企画庁 |
経済構造調整
推進室 |
3581−0261 |
3581−0783 |
3581−0953 |
厚生省 |
水道環境局
環境整備課
補佐 |
3503−1711 |
3501−9132 |
3502−6879 |
大蔵省 |
官房、
和田審議官室 |
3581−4112 |
3581−2874 |
5251−2164 |
国土庁 |
計画・調整計画課
補佐局 |
3593−3311 |
3501−6299 |
3504−2725 |
北海道開発庁 |
経済課
開発専門官 |
3581−9111 |
3581−2995 |
3581−9130 |
林野庁 |
研究普及課
専門室 |
|
|
|
農林水産省 |
官房環境対策室 |
3508−8111 |
3591−5793 |
3592−7697 |
自治省 |
大臣官房企画室 |
3581−5111 |
3581−4075 |
5574−6206 |
外務省 |
総合外交政策局
地球環境問題課 |
3580−3311 |
3581−3882 |
3592‐0364 |
総閣府 |
大臣官房総務課 |
3581−2161 |
3581−3013 |
3593−1784 |
通商産業省 |
環境立地局
環境政策課 |
3501−1511 |
3501−1679 |
3580−6329 |
別表2・共同実施活動関係省庁連絡会議事務局
省庁名 |
窓口課・役職 |
代表電話 |
直通電話 |
FAX |
環境庁 |
企画調整局地球環境部
環境保全対策課 |
3581−3351 |
3581−7244 |
3581−3348 |
通商産業省 |
省資源エネルギー庁長官
官房企画調査課 |
3501−1511 |
3501−0840 |
3501−6948 |
外務省 |
総合外交政策局
国際協力部
地球規模問題課 |
3580−3311 |
3581−3882 |
3592‐0364 |
|