地球環境
メニューに戻る



共同実施活動(AIJ)/共同実施(JI)ホームページ

・共同実施活動(AIJ:Activities Implemented Jointly) は、94年3月に発効した気候変動に関する国際連合枠組条約(気候変動枠組条約)に定められた温室効果 ガス排出抑制のための手法であり、2000年以降に実施される共同実施(JI:Joint Implementation) のパイロットフェーズとして位置づけられる。

・この共同実施活動は、各国が協力して地球の温暖化を防止するため、各国が有する温室効果 ガスの削減、吸収および固定化などの技術、ノウハウ、資金を適切に組み合わせ、共同のプロジェクトを実施し、世界全体として地球温暖化対策を費用効果 的に行っていくことを目指す手法である。

・日本では、この共同実施活動を促進するため、1995年11月に「気候変動枠組条約に関わるパイロット・フェーズにおける共同実施活動に向けた我が国の基本的枠組」(以下、共同実施活動ジャパン・プログラム(AIJジャパン・プログラム)と言う。)を設け、国、地方公共団体、民間企業、NGOなどが開発途上国などと共同で温室効果 ガスの排出削減などのためプロジェクトを積極的に推進して行くこととなった。