Q1 |
Bにランクされた方法論はデスクレビューなしでMethパネルの再検討を受けることとなっているが、新しい情報である限り、公開しパブリックコメントを受け付けるべきなのではないか。 |
A1 |
正式にパブリックコメントの期間は設けないが、当然公開するのでパブリックコメントは随時受け付ける。 |
Q2 |
Bにランクされた方法論のタイプを教えて欲しい。またそれらが承認される時期はいつ頃か。 |
A2 |
6月26日以前に再提出されればCDMEB10にて評価することが出来ると思われるが、それが必ずしも承認されるかどうかはまだ分からない。(タイプについては上記2.「ベースライン方法及びモニタリング計画」を参照。) |
Q3 |
Cにランクされた方法論の共通点は何か。 |
A3 |
どれも根本的な問題があり、特にプロジェクトが追加的であるということを証明する方法が方法論の中で提示されていなかったことが大きい。 |
Q4 |
Cにランクされた方法論の詳しい説明をして欲しい。 |
A4 |
(詳しくは各方法論に対する提言を参照)
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NM0002:提案の中で、当方法論がこのプロジェクト特有のものであることを述べているとともに、何故当方法論が最適なのかを証明できていない点、並びにデータ(情報)不足である点。又、このプロジェクトの開始日を特定する要素がない点。
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NM0003:データ不足及びデータの出典が明記されていない点。 |
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NM0006:どのようにこのプロジェクトが追加的なのかを証明するのか、その方法が書かれていない点。 |
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NM0008:Annex 3に他の文書への参照を求めていた上に、何故そのガイドラインを利用したのかその証明が出来ていなかった点。 |
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NM0009・0014・0015:追加性を方法論の範囲の外としていた点。又、Annex3及び4の中にすべての必要な情報を記載していなかった点。 |
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NM0011:追加性について十分に説明がなされていなかった点。 |
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Q5 |
方法論に関する議論なのか、プロジェクトに関する議論なのか、CDM理事会の中での混乱があったように思われる。このような問題に対して更なるガイダンスが必要なのではないか。又、ボトムアップ方式とトップダウン方式を融合させるのが良いと思うがどうだろうか。 |
A5 |
理事会もプロジェクト参加者も両方とも混乱している部分があった。しかし今回承認しなかったからといってその方法論を却下しているわけではないことを理解して欲しい。更なるガイダンスは今後提示していきたい。 |
Q6 |
手続きを更に明確化する必要があるが、そのために何か行っているか。 |
A6 |
アプローチの選択方法及び選択したアプローチの正当化についてDecision treeを作成した。又、追加性の説明方法に関する更なるガイダンスもMethパネルに検討してもらい次回までに提案してもらう予定。 |
Q7 |
追加性については政治レベルの問題だが、理事会(及びMethパネル)ではどのように判断するのか。 |
A7 |
理事会は政治的でもあり技術的でもあるハイブリッドな組織であるので、パネルの技術的な意見を聞きつつ判断している。 |
Q8 |
OEのgeographical representationに問題があるのではないか。 |
A8 |
非附属書I国からの申請が1件しかないのは問題ではあるが、近々新たに2件非附属書I国からの申請が行われる予定なので、若干は改善されると思われる。非附属書I国のOE申請については、申請費用の面で優先されている(CDMEB06での議論)。 |