CDM理事会 第18回会合
2005年2月23-25日 ドイツ・ボン
検討事項
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COP10では、2005年の新規理事会メンバー及び代理メンバー(alternate member)が選定された。任期は2年。今年の理事会構成は以下のとおり(新規は太字): |
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代表グループ |
メンバー |
代理メンバー |
西欧・その他地域 |
Jean Jacques Becker氏
(フランス・2期目)
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Gertraud Wollansky氏
(オーストリア・1期目)
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Marina Shvangiradze氏
(グルジア)
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Anastassia Moskalenko氏
(ロシア)
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アジア地域 |
Rajesh Kumar Sethi氏
(インド・1期目)
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Liana Bratasida氏
(インドネシア・1期目)
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Xuedu Lu氏
(中国・2期目)
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Juan Pablo Bonilla氏
(コロンビア)
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アフリカ地域 |
John Shaibu Kilani氏
(南アフリカ・2期目)
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Ndiaye Cheikh Sylla氏
(セネガル・2期目)
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ラテンアメリカ・
カリブ地域
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Jose Miguez氏
(ブラジル・2期目)
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Clifford Anthony Mahlung氏
(ジャマイカ・1期目)
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小島嶼国地域 |
John W. Ashe氏
(アンティグア・バブーア)
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Desna M. Solofa氏
(サモア)
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附属書I国 |
Martin Enderlin氏
(スイス・2期目)
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Hans Jurgen Stehr氏
(デンマーク)
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Sushma Gera氏(カナダ・2期目) |
藤冨 正晴氏(日本・1期目) |
非附属書I国 |
Richard Muyungi氏
(タンザニア)
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Hernan Carlino氏
(アルゼンチン)
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EB18では、上記メンバーの中から次議長・次副議長が選ばれる。(なお、Kilani現議長は非附属書I国メンバーであったことから、次議長は附属書I国メンバーの中から、次副議長は非附属書I国の中から選ばれる。 |
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CDM-APの第15回会合(CDM-AP15)は、2005年2月4-5にインド・チェンナイで開催され、2月7日に第5進捗報告書が理事会に提出された。内容は以下のとおり: |
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新しく3件のOE候補を特定のスコープにおいて信任することを提案。(現時点では詳細は機密。理事会の決定のみ公開される。) |
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EB17にて、理事会はCDM-APに、重要な問題に対するOE候補の配慮及び意思決定の仕方を立会検査(Witnessing)の範囲に入れた際、予測される結果について検討するよう求めた。しかし、CDM-APは、理事会が登録申請プロジェクトの見直しに関する審議を完了するまで、提案を延期することで合意した。立会検査の最低回数は検査内容と密接に関係していることから、現行のやり方を変更するかどうかは、立会い検査の範囲が再定義されてから提案される。 |
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スコープ14(新規植林・再植林)及びスコープ15(農業)は、2つの別々のグループとして取り扱うことで合意。 |
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Methパネル第14回会合で検討された方法論は計24件。以下のMethパネルの推薦を参考にEB18で承認の可否が検討される:
承認推薦: |
NM0031-rev2, NM0040, NM0041-rev, NM0042-rev, NM0048-rev,
NM0061, NM0081 |
見直し推薦: |
NM0038, NM0045-rev |
不承認推薦: |
NM0029, NM0054, NM0057, NM0062, NM0067, NM0069, NM0073,
NM0074, NM0083 |
仮推薦: |
NM0066, NM0071, NM0075, NM0076, NM0079
(CDMEB18では検討されない。) |
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NM0047に関しては、混合セメントの利用に関する慣習に詳しい専門家の判断ということがMethパネル合意されたため、今回は推薦が出ていない。 |
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COP10で採択されたCDM理事会へのガイドライン(Dec.12/CP.10参照)をベースに、「承認された方法論(AM)の見直し手順(”procedures for the revision of
approved methologies”)」を検討し完成させる。(担当:Georg BorstingCDMEB副議長) |
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新方法論を検討プロセスの改善方法についてCDM-AP及びMethパネルの両議長が作成したペーパーについては、Martin Enderlin氏、Ndiaye Cheikh Sylla氏、Eduardo
Sanhueza氏、及びHas Jurgen Stehr氏が修正案を作成し、EB18で検討される。 |
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AM0001の修正版がMethパネルの第14回会合で作成されたため、(Methパネル会合第14回会合報告書Annex 1)検討される。 |
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COP10で小規模吸収源CDMの簡易化された手法及び手順が採択されたことから、CDM理事会は小規模吸収源CDMについて以下の作業を行わなければならない:
1) |
ベースライン方法論のために、既存のカーボンストックを評価するデフォルト係数の策定 |
2) |
簡易化されたモニタリング方法論を策定 |
3) |
リーケージを概算するガイドラインの策定 |
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CDM A/R Wroking Group(A/R WG)第3回会合(2005年1月25−26日、ドイツ・ボン)では、@新方法論ARNM0001及び0002が検討され、不承認推薦が理事会に提出された。また、A吸収源CDMの方法論を評価するフォーム及び新方法論の提出に関する提言を理事会に提出することとした。EB18では@Aが検討される。 |
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小規模CDMのプロジェクトカテゴリーと提案された方法論の見直しにあたってCDM理事会の作業を支援するワーキンググループ(SSC-WG)の会合が2005年1月31日−2月1日(ドイツ・ボン)に開催され、Appendix
Bへの修正(SSC-WG会合報告Annex)が合意された。EB18では同Annexについて検討される。 |
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以下の登録申請されたプロジェクトについて見直し要請が出ている(見直しするか、見直しせずに登録するかについては理事会が決定する):
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Graneros Plant Fuel Switching Project (0024) |
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La Esperanza Hydroelectric Project Request (0009) |
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Cuyamapa Hydroelectric Project Request (0010) |
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Olavarria Landfill Gas recovery Project (0029) |
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既に見直し作業が開始されている”Project for GHG emission reduction by thermal oxidation of HCF 23 in Gujarat, India”(0001)及び”HFC
Decomposition Project in Ulsan” (0003)については、担当メンバーから推薦が用意されており、EB18で検討される。 |
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CDM登録簿(Version 1A)は1月末に事務局内に納入されたことから、現在はinternational transaction log (ITL)と交信できる登録簿(version 2)の開発作業が進められている。 |
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CERs, tCER, lCERの移転手順(CDM登録簿→国別登録簿)については事務局がEB18に向けて用意している。特に、プロジェクト参加者の口座開設、理事会からCDM登録簿管理者への発行・転送に関する指示、及びCDM登録簿利用者(DNA含む)への報告に関する問題についても、事務局案に含まれる。EB18では事務局が発表を行い、それについて検討が行われる。手順のパッケージはSB22会合と同時に行われる理事会会合での採択を目指す。 |
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COP10での決定文書(Dec.12/CP.10)に則り、今後はマネージメント計画の作成、組織能力の強化、効率的で透明性が高く、正当な根拠に基づく意思決定に力を注ぐこと、及び、透明性を確保する新たな手段を検討し続けることを確認。 |
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COPの要請により、CDMプロジェクト活動の実施による、他の環境条約の目的達成−特にモントリオール議定書(HCF23を破壊しCERを得るためにHCFC22生産施設の増設につながった場合、それとモントリオール議定書の目的との関係が問題となる。)−への影響について、理事会とSBSTAが協力してCOP/MOP1までに提案を策定しなければならない。どのように作業を進めるかについて検討が行われる。 |
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