ロシア下院及び上院が京都議定書批准法案を承認し、プーチン大統領が京都議定書批准法案に署名したことにより、来年2月にも京都議定書が発効することになりました。また、来年より欧州域内排出量取引制度(EUETS)が開始される予定となっており、世界的に地球温暖化問題への関心が非常に高まっています。京都議定書において、我が国は2008年から2012年における温室効果ガス排出量を1990年比で6%削減するという義務を負っており、今年度は、地球温暖化対策推進大綱に基づく各種施策の評価・見直しの年であり、産業界を始めとした国民各界における国内での地球温暖化問題への関心も非常に高まっています。
そのような状況において、2004年12月6日から17日までアルゼンチン・ブエノスアイレスにて開催される国連気候変動枠組条約第10回会合(COP10)は、適応及び緩和のワークショップ、CDM理事会活動報告、閣僚級会合、さらに京都議定書3条9項により正式な議題にはならないと予想されるもののサイドイベント等の場での2013年以降の気候変動に関する将来枠組みに関する議論等、我が国の温暖化対策に関係する事項が議論されることが予想されており、その結果や交渉過程が大いに注目されています。
本セミナーでは、実際にCOP10で交渉にあたる政府各省庁の担当者を講師に招き、参加者として予想される産業界、研究者、一般市民等に対して、地球温暖化問題における国際交渉についての情報を包括的、かつタイムリーに提供し、セミナー参加者の本問題へのさらなる理解促進を図ることを開催の目的としています。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
2004年11月
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
(財)地球産業文化研究所(GISPRI) |
|
※ |
受付時に「質疑応答」で使用する「質問票」を配布致します。 |
13:00 |
|
開会 |
|
|
総合司会 財団法人地球環境戦略研究機関 島田 久仁彦 |
13:05 |
|
開会挨拶 |
|
|
財団法人地球環境戦略研究機関 理事長 森島 昭夫 |
|
|
COP10開催結果のご報告(各35分) |
13:10 |
|
外務省 気候変動枠組条約室長 福島 秀夫 |
13:45 |
|
経済産業省 地球環境対策室長 坂本 敏幸 |
14:20 |
|
環境省 国際対策推進室長 水野 理 |
14:55 |
|
林野庁 海外林業協力室調査官 赤木 利行 |
15:30 |
|
休憩(20分)
※ 休憩終了後に「質問票」を回収させていただきます。 |
15:50 |
|
質疑応答(65分) |
|
|
<コーディネーター> |
|
|
財団法人地球産業文化研究所 専務理事 木村 耕太郎 |
|
|
<ご回答者> |
|
|
外務省 気候変動枠組条約室長 福島 秀夫 |
|
|
経済産業省 地球環境対策室長 坂本 敏幸 |
|
|
環境省 国際対策推進室長 水野 理 |
|
|
林野庁 海外林業協力室調査官 赤木 利行 |
16:55 |
|
閉会挨拶 |
|
|
財団法人地球産業文化研究所 専務理事 木村 耕太郎 |
17:00 |
|
閉会 |
※ |
なお、本プログラムは講演予定者のご都合等によりやむを得ず変更になる場合もあり ますので、予めご了承下さいませ。 |
<参加費用>
一般:5,000円 学生:1,000円(学生証をご提示下さい)
IGES賛助会員、GISPRI会員企業、特別招待者:無料
<お申し込み締め切り>
2005年1月13日(木)
<定員>
300名(定員となり次第お申し込みを締め切らせていただきます。)
<お申し込み方法>
下記のお申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上FAXにてお申し込み下さい。
ご参加の可否は、締め切り後の「登録証」の発送をもって代えさせていただきます。
〔講演者発表文書〕
・ 講演者の発表資料
〔政府発表文書〕
・ COP10閉会後に日本政府代表団から公表されることが予想される「概要と評価」等
〔主催者作成文書〕
・ COP10参加報告書等
〔COP10関連文書和訳〕
・ COP10で交渉のポイントとなった決議文、交渉テキストの和訳
・ IISD発行の「ENB COP10サマリー」の和訳
・ その他、関連資料の和訳 |
|
A: |
地下鉄銀座線「虎ノ門」駅より徒歩3分 |
B: |
地下鉄日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅より徒歩7分 |
C: |
地下鉄丸ノ内線「霞ヶ関」駅より徒歩8分 |
|
|
|
|
担当 矢尾板、清水
Phone |
|
03-5563-8800 |
Fax |
|
03-5563-8810 |
Web |
|
http://www.gispri.or.jp/ |
E-mail |
|
info@gispri.or.jp |
|