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ニュースレター
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1995年9月号 |
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IPCC第3作業部会第3回総会報告IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、第1〜第3の各作業部会で1993年夏から「第二次評価報告書」の作成に取り組んでいるが、各作業部会の先陣を切って「気候変動の経済的影響と対応」を担当する第3作業部会の総会が開催され、報告書案の審議が行われた。
冒頭のボーリンIPCC議長の挨拶で「本会合は、科学的知見に基づいた議論を行う場で、政治的な議論とは切り離されるべきであること」、「報告書は、現時点の過渡的な知見であり不確実性は含むものの、政策の立案に有用な情報を提供しうること」、「途上国の諸事情や視点を見落とさないようにすること」などが強調されたが、報告書の内容を少しでも自国の政策に近付けようとする政治的発言が相次いだ。 その中でも議論が集中したのは次の3点であった。
結局、全11項目のうち、4項目半しか採用にいたらず、残りの項目の審議は、急遽10月の第2作業部会総会の前週にモントリオールで開催されることになった追加総会に持ち越されることとなった。 |
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