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1999年5月号

SYMPOSIUM NOTICE

日米の温暖化対策について

―〈環境保全と成長の両立を考える研究委員会公開シンポジウム〉― 


     昨年の5月から、地球産業文化研究所において、「環境保全と成長の両立を考える」研究委員会を開催しております。本委員会は、日本の著名な政治学、経済学、工学などの専門家によるメンバーで構成されており、気候変動問題について幅広い議論を行っております。本委員会はまた、年に2回アメリカの民間シンクタンクである未来資源研究所(Resources For the Future、通称RFF)と共同会議を実施しており、第1回は昨年ワシントンで開催し、今回はその2回目を日本で開催するものです。この共同会議に皆様にもご参加いただきたく、このたび公開シンポジウムを開催いたしたいと思います。今回は日米の温暖化対策というテーマで、未来資源研究所の研究者に、アメリカにおける温暖化対策の現状、SO2排出権市場での経験、今後のCO2排出権市場の見通 しなどの最新情報をについての講演をお願いし、委員会のメンバーと議論をしていきたいと思います。皆様の多数のご参加をお待ちしております。

1.開催日時:1999年5月25日(火) 10:00 a.m. - 2:30 p.m.〈受付開始〉9:00a.m.

2.開催場所:ホテル・ニューオータニ【シリウスの間】ガーデンコート4階

3.プログラム(予定):[都合により、シンポジウムの内容・時間が変わる場合がございますので、ご承知おきください]

Session I     日米の温暖化対策    10:05-12:00    
                  米国の温暖化対策について:Michael Toman博士(RFF)   
                  コメント:松尾直樹主任研究員(GISPRI/IGES)
                  十市勉委員(日本エネルギー経済研究所理事)他

Session II     アメリカの排出権市場    13:00-14:30    
                  アメリカの排出権取引市場の事例紹介:Dallas Burtraw博士(RFF)             
                  コメント:山口光恒委員(慶應義塾大学経済学部教授)
                  西條辰義委員(大阪大学社会経済研究所教授)他

4.連絡先およびお申し込み方法

参加御希望の方は5月12日(水)までに別 添の申込用紙に記載の上、FAXにてお申し込み下さい(参加無料)。なお参加多数の場合は、参加をお断りさせていただく場合もございますので、予め御了承下さい。

5.参加者(予定)

●「環境保全と成長の両立を考える」研究委員会 委員参加予定
                                 (敬称略、50音順)

委 員 長     奧野 正寛(東京大学経済学部教授)
委  員      浅子 和美(一橋大学経済研究所教授)    
       金本 良嗣(東京大学経済学部教授)    
                清野 一治(早稲田大学政治経済学部教授)    
                黒田 昌裕(慶應義塾大学商学部教授)    
                西條 辰義(大阪大学社会経済研究所教授)    
                新保 一成(慶應義塾大学商学部助教授)    
                十市  勉((財)日本エネルギー経済研究所理事・総合研究部長)            
                山口 光恒(慶應義塾大学経済学部教授)

●アメリカ・未来資源研究所(Resources For The Future)参加者

Dr. Dallas Burtraw
Dr. Richard Newell
Dr. William Pizer
Dr. Michael Toman
Dr. Karen Fisher-Vanden