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ニュースレター
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2010年
5号
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Report | |||||||||||
IPCC第32回総会参加報告
1.会合の概要
開会(パチャウリ議長の挨拶) 2.IACレビュー報告書への対処 総会の二日目に、英国王立協会のSir Peter Williamsから、IAC報告書の詳細なレビューが行われ、各国との質疑が行われた。この後、会合期間中に、IAC報告書の第2、3章の「報告書作成プロセス」、第4章前半の「IPCCの統治と管理」、第4章後半の「広報戦略」の各々について、コンタクトグループで数多くの議論を重ね、検討結果が最終日の総会で報告された。その結果、これらのIAC報告を認識、尊重すること、そして、これらのテーマをさらに検討するため、以下のタスクグループで検討することが決定された。 これらは、次回の総会で報告される。 (1)報告書作成プロセス (Procedure) (2)ガバナンスとマネジメント (Governance & management) (3)広報戦略 (Communications) (4)利益相反ポリシー (Conflict of interest policy) 3.統合報告書(SYR)の骨子 第5次評価報告書の統合報告書(SYR)は、8月のスコーピング会合で骨子案が作成され、本総会で最終的に下記の構成が決定された。SYRは2014年末のCOP20の議論に間に合わせるため、2014年10月末までに作成される。 (1)気候変動の観測とその原因(Observed Changes and their Causes) (2)将来の気候変動、影響、リスク(Future Climate Changes, Impacts, and Risks) (3)適応策と緩和策(Adaptation and Mitigation Measures) (4)社会システムの変革(Transformations and Changes in Systems) 【Box】UNFCCC第2条に関する情報 (Information relevant to Art 2 of the UNFCCC) 4.その他
総会会場(釜山BEXCO) |
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