本年より京都議定書の第一約束期間(2008年〜2012年)がスタートいたしました。議定書で義務付けられている「当該期間における温室効果ガス排出量の1990年比6%削減」の達成に向け、関係省庁、民間の各方面で様々な制度設計や具体的取り組みがなされています。
今日、「低炭素社会の構築」をキーワードとして、地球温暖化問題に関する国内外の動向は大変注目を集めています。本年7月に開催された洞爺湖サミットでは、気候変動問題が主要議題のひとつとして取り扱われました。また、オバマ新政権の誕生による米国の地球温暖化政策の行方やその世界的影響も関心の高いトピックスとなっています。
一方で、国際政治の局面ではすでに「2013年以降の枠組み」を見据えて動き出しています。次期枠組みを実効性のある枠組みとするべく、現在国際交渉の場において活発な議論が行われています。
このような状況の下、2008年12月1日から12月12日まで、ポーランド・ポズナニにおける国連気候変動枠組条約第14回締約国会議(COP14)及び京都議定書第4回締約国会合(COP/MOP4)では、2013年以降の枠組みのあり方(目標の設定、セクター別アプローチ等)、京都メカニズム、対象ガスおよび適応問題、森林減少問題等を主要議題として議論される予定であり、各交渉の過程やその結果が大変注目されています。
本セミナーでは、政府関係各省庁の国際交渉ご担当者を講師にお招きし、COP14及びCOP/MOP4における交渉の状況及び今後の温暖化対策の進展に関する情報を包括的かつタイムリーに提供いたします。皆様の地球温暖化問題へのご理解を更に深めていただく機会となれば幸甚です。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
2008年12月
開催要領
1. 日時 |
2009年1月16日(金)13:00開会−17:00閉会(12:30より受付開始予定) |
2. 場所 |
全社協 灘尾ホール:http://www.shakyo.or.jp/jncsw/sinkasumi.html
〒100-6033 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階
TEL: 03-3580-0988
- 地下鉄銀座線「虎ノ門」駅より徒歩3分
- 地下鉄日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅より徒歩7分
- 地下鉄丸ノ内線「霞ヶ関」駅より徒歩8分 |
3. プログラム |
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※ 受付時に「質疑応答」で使用する「質問票」を配布致します。 |
13:00 |
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開会 |
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総合司会 財団法人地球環境戦略研究機関 水野 勇史 |
13:05 |
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開会挨拶 |
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財団法人地球環境戦略研究機関 理事長 浜中 裕徳 |
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COP14 and COP/MOP4 開催結果の報告 (各30分) |
13:10 |
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外務省 気候変動室長 小林 賢一 |
13:40 |
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経済産業省 地球環境対策室長 竹谷 厚 |
14:10 |
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環境省 国際対策室長 瀧口 博明 |
14:40 |
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林野庁 森林吸収源情報管理官 赤堀 聡之 |
15:10 |
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休憩 (30分) |
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※ 休憩終了後に「質問票」を回収させて頂きます。休憩開始10分後に回収を締め切ります。 |
15:40 |
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質疑応答 (75分) |
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<コーディネーター> |
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財団法人地球産業文化研究所 専務理事 蔵元 進 |
16:55 |
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閉会挨拶 |
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財団法人地球産業文化研究所 専務理事 蔵元 進 |
17:00 |
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閉会 |
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※ 本プログラムは講演予定者のご都合等によりやむを得ず変更になる場合があります。 |
4. 参加のお申し込み |
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<参加費用> |
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一般5,000円 学生1,000円(学生証をご提示下さい) |
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※GISPRI会員企業、IGES賛助会員、OECC会員、特別招待者は無料 |
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<お申し込み締め切り> |
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締め切り:定員に達しましたので締め切りました。 |
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<定員> |
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300名(先着順) |
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<お申し込み方法> |
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ダウンロードした申込書(wordファイル)に必要事項をご記入の上、一番下にある「お申し込み・お問い合わせ先」までE-mail添付にてお申し込み下さい。その際、メールタイトルは「COP14報告セミナー申し込み」としていただけると幸いです。申込受付後、随時「登録証」をお送りいたします。
※同一機関からの申込が多数の場合、参加人数について調整をお願いすることがございます。 |
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※ブラウザのセキュリティ設定によってはwordファイルがダウンロードできない場合がございます。お問い合わせ先へE-mailをいただければ申込書をお送りします。 |
5.予定配布資料 |
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[講演者発表文書] |
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・講演者の発表資料 |
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[政府発表文書] |
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・COP14 and COP/MOP4終了後に公表予定の「概要と評価」 |
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[主催者作成文書] |
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・COP14 and COP/MOP4参加報告書等 |
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[COP14and COP/MOP4関連文書和訳] |
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・COP14 and COP/MOP4で交渉のポイントとなった決定書・結論書等 |
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・IISD発行の「ENB COP14 and COP/MOP4サマリー」の和訳 |
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・その他、関連資料の和訳 |
6.お申し込み・お問い合わせ先
財団法人 地球産業文化研究所 地球環境対策部
担当 : 時岡、清水
E-Mail : cop14seminar@gispri.or.jp
Phone :03-3663-2500
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