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第14回 GISPRIシンポジウム開催のお知らせ
第14回GISPRIシンポジウムを、2004年2月5日(木)に開催しますので、以下のとおりご案内致します。

「新たな日中経済関係をどう構築するか」
 2003年3月に胡錦涛主席、温家宝総理の新体制が発足した中国は、大きな転換期を迎えています。2008年の北京五輪、2010年の上海万博を弾みに、2020年にはGDP(国内総生産)を2000年の4倍増にする目標をかかげ、新たな高度経済成長に向かって驀進しようとしています。WTO(世界貿易機構)加盟後2年近くが経過し、関税率の引き下げに見られる貿易自由化が徐々に実現し、国内販路の規制緩和も進行してきました。今まさに「市場としての中国」が台頭し、「世界の工場」から「世界の企業」へ飛躍しようと試みています。

 同時に中国は、解決すべき重大な課題に直面しています。国内では国有企業改革に象徴される制度改革、さらに格差是正と農村の構造改変といった「体制移行」期の難題が横たわっています。体外的には経済連携の一環としてFTA(自由貿易協定)の動向が注目され、人民元切り上げの要望も強まっています。

 こうした新段階の状況を踏まえ、転換期にある中国経済の実相を理解することは、今後のわが国の発展を考える上で極めて重要なことです。他方、ミクロレベルでは、日本企業は自己の弱点を克服しつつ、いかにして巨大な中国市場に地歩を築くか、"現地・現場・現物・現人"に立脚した対中経営戦略の構築が問われています。

 本シンポジウムは、2つから構成されています。一つは成長著しい中国経済の発展を把握し、日本との経済関係、ひいてはアジアの将来について明らかにすることです。あと一つは、中国ビジネス環境が大きく変わろうとしている中で、対中進出のビジネスモデルを探ろうとするものです。

 企業、団体の皆様はじめ、幅広いご参加をお待ちしております。

2003年11月
(財)地球産業文化研究所



<開催概要>
日 時 平成16年2月5日(木)13:30〜17:10(13:00より受付開始予定)
会 場 経団連会館 11階 国際会議場 (会場へのアクセスはこちら
東京都千代田区1−9−4  tel 03-5204-1500(代)
主 催 財団法人 地球産業文化研究所(GISPRI)
後 援〔予定〕 経済産業省,(社)日本経済団体連合会,(財)日中経済協会
入場料
GISPRI会員企業および後援団体   無  料
一 般   5,000円

<プログラム>
13:30〜13:35   開会挨拶:木村 耕太郎((財)地球産業文化研究所 専務理事)
13:35〜13:55   特別講演:武 大偉 駐日中華人民共和国大使
14:05〜15:25   <第1セッション>  「中国経済の発展と日本及びアジアの将来」
問題提起: 関 志雄(独立行政法人 経済産業研究所 上席研究員)
パネルディスカッション
  ・コーディネーター
  福川 伸次((財)地球産業文化研究所 顧問)
・パネリスト
 
 志雄 独立行政法人 経済産業研究所 上席研究員)
木村  福成 慶應義塾大学 経済学部 教授)
津上  俊哉 独立行政法人 経済産業研究所 上席研究員)
原田  泰 内閣府 経済社会総合研究所 総括政策研究官)
15:25〜15:45   休憩
15:45〜17:05   <第2セッション> 「対中進出の新たなビジネスモデル」
問題提起: 服部 健治(愛知大学 現代中国学部 教授)
パネルディスカッション
・コーディネーター
  後藤 康浩(日本経済新聞社 論説委員)
・パネリスト
 
茅田  泰三 コマツ 執行役員 建機マーケティング本部海外営業本部長)
 堅敏 (株)富士通総研 経済研究所 主任研究員)
服部  健治 愛知大学 現代中国学部 教授)
安見  義矩 ユニカ(株) 代表取締役社長)
17:05〜17:10   閉会挨拶:福川 伸次((財)地球産業文化研究所 顧問)

プログラムは、登壇者のご都合により、変更になる場合があります。


<参加のお申し込み>
申込み用紙をダウンロード、プリントアウトして必要事項を御記入の上、事務局宛にFAXにてお送り下さい。
受付けは先着順となります。お申込み多数の場合は、お断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
申し込み受付後、事務局より「申し込み用紙 兼 登録証」をFAXにて返送致します。 当日、会場受付へお持ち下さい。
ご不明の点は、事務局までお問い合わせ下さい。

<お問い合わせ・事務局>

財団法人 地球産業文化研究所(GISPRI)
担 当 松本、長谷
TEL 03-5563-8800
FAX 03-5563-8810

※この事業は競輪の補助金を受けて開催いたします