11月29日~12月10日、メキシコのカンクンにて、気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)、京都議定書第6回締約国会議(COP/MOP6)、特別作業部会(AWG-LCA、AWG-KP)、補助機関会合(SB)が開催されたのを受け、財団法人地球産業文化研究所(GISPRI)と財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は2011年1月20日に全社協・灘尾ホールにおいて標記セミナーを開催した。本セミナーは1998年のCOP4開催後に始まり、今回で14回目の開催である。
本セミナーでは、産業界、研究者、学生など地球温暖化問題に関心をもつ330名の参加者が出席し、COP16及びCOP/MOP6で実際の国際交渉に当たった4省庁の担当者を講師にお招きし、交渉概要や決定事項、将来の見通し等についての報告(講演)及び会場からの質問への回答(パネルディスカッション形式での質疑応答)が行われた。本セミナーでは地球温暖化問題における直近の国際交渉の情報が包括的かつタイムリーに提供されることから、セミナー参加者からは、「交渉担当者から分かりやすく説明頂いた」などと好評だった。
セミナー前半のご講演では、本会合や気候変動国際交渉の概要、カンクン合意、森林吸収源関係の議論などについてご報告をいただいた。後半の質疑応答には参加者から多数の質問が寄せられ、これらに対し各省庁から詳細にご回答頂いた。
1. 日時 | 2011年1月20日(木)13:00開会-17:00閉会 |
2. 場所 | 全社協 灘尾ホール: http://www.shakyo.or.jp/jncsw/sinkasumi.html 〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビルLB階 TEL: 03-3580-0988 |
3. プログラム |
13:00 | 開会 |
13:05 | 開会挨拶 |
財団法人地球環境戦略研究機関 理事長 浜中 裕徳 | |
COP16及びCOP/MOP6 開催結果の報告 (敬称略) | |
13:10 | 外務省 気候変動課長 加納 雄大 |
13:40 | 経済産業省 地球温暖化交渉官 小林 出 |
14:10 | 環境省 国際対策室長 関谷 毅史 |
14:40 | 林野庁 森林吸収源情報管理官 赤堀 聡之 |
15:10 | 休憩 (30分) |
15:40 | 質疑応答 (75分) |
<コーディネーター> | |
財団法人地球産業文化研究所 専務理事 蔵元 進 | |
16:55 | 閉会挨拶 |
財団法人地球産業文化研究所 専務理事 蔵元 進 | |
17:00 | 閉会 |