2022年4号

「愛・地球博記念特別展示会2022」が開催されました。

 3月26日(土)から4月10日(日)の16日間に亘り、愛知県愛・地球博記念公園地球市民交流センター体育館において「愛・地球博記念特別展示会2022」が開催されました。

 3月26日(土)と27日(日)は附帯事業の「EXPO地球市民の集い」も行われ、恒例の春まつりとも併催となり、盛り上がりを見せました。

 初日のオープニングセレモニーは、10時30分から地球市民交流センター特設ステージで行われました。中村利雄元2005年日本国際博覧会協会事務総長から主催者を代表してご挨拶をいただき、ご来賓として愛知県大村知事にご挨拶をいただきました。

 開場に先立ち、中村様、大村知事、ご臨席いただいた愛・地球博開催市の伊藤瀬戸市長、吉田長久手市長、安田豊田市副市長及び当財団専務理事の蔵元によりテープカットが行われました。

 展示会会場は、中央に映像シアターを配置し、愛・地球博が成し遂げた成果の総集編である、映像「輝く記憶と未来の創造」を上映。また、正面右手には、地形模型に愛・地球博会場が出来上がるまでと、解体して緑豊かな公園に戻るまでを楽しむことができるマッピングシアターを配置しました。

 展示内容は、

   テーマⅠ:自然の叡智の具現化と社会への貢献

   テーマⅡ:博覧会のイノベーションと社会の変革

   テーマⅢ:開催地のブランディングと都市インフラの継承・地域の発展

をテーマに当時の取り組みと現在の社会への広がりを、写真、パネルを使用してわかりやすく展示しました。

 また、愛・地球博のグローバル・ループを模した通路に沿って、当時の各グローバル・コモンの位置に写真と映像を配置し、当時の賑わいを紹介しました。

 モリゾーとキッコロも会場に駆けつけ、来場者の皆さまとの写真撮影に応じていました。

 3月26日、27日の附帯事業「EXPO地球市民の集い」は、シンポジウム、特設ステージにおけるパフォーマンスのほか、記念映像の上映や市民活動紹介ブース、飲食コーナー、スタンプラリーなどが行われました。

 シンポジウムでは、「愛・地球博のイノベーティブな取り組み・成果と現代への継承発展」をテーマに、森川高行氏(名古屋大学未来社会創造機構教授)、甲斐和歌子氏(国際協力NGOジョイセフ)、中村利雄氏(元2005年日本国際博覧会協会事務総長)をパネリストにお迎えし、古澤礼太氏(国際ESD/SDGsセンター准教授)のコーディネートにより開催されました。

 また、特設ステージでは、西川流開幕演舞を始めとして、愛・地球博のグローバル・コモンにちなみ、各エリアの音楽、ダンスなどが披露されました。

 本展示会は、6,140名の皆さまにお越しいただき、無事閉幕しました。来場者の皆さまにはじっくりと鑑賞いただき、展示内容に満足いただけたようでした。

                      

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