COP29報告シンポジウムを開催いたしました。

国連気候変動枠組条約COP29報告シンポジウム-GISPRI/IGES共催-

1. 開催概要
(1) 2024年12月13日(金)13:30-16:20 オンライン形式による開催。
(2) 参加者数;560名(昨年は695名)、資料集申し込み者数:111冊(単価2,500円)
(3) IGESと共催で、今年で27回目となる。COP29交渉に参加した4省庁の担当官が、当該会議での議論の内容や今後の展望等について説明し、加えて質疑応答を行った。


2. 内容
(1)各講演のポイントは以下の通り。
・ 4省庁の担当官からは、実際に交渉に参加した立場から、主な交渉結果や今後の展望、交渉の様子や雰囲気等について説明があった。
・ 外務省 松井氏:COP29の結果概要(会議結果のポイント、浅尾環境大臣のCOP29の参加、日本の気候変動対策の取り組みの発信、各議題の交渉結果等)について説明があった。
・ 環境省 小沼氏:浅尾環境大臣による我が国のネットゼロに向けた取組みのアピール、「NDC実施と透明性向上に向けた共同行動」について説明されていた。
・ 経産省 木村氏:COP29の結果概要、気候資金に関する新規合同数値目標等、各議題の交渉状況に関する説明。また、多くの写真を用いて交渉や会場の雰囲気について説明されていた。
・ 農水省 坂下氏:COP29において、農業森林分野に関する結果概要、交渉状況の説明。緩和作業計画(建物及び都市の脱炭素化に資する解決策)、農業関連イニシアチブ(農業者のためのバクー・ハーモニア気候イニシアチブ等)の立ち上げ等の説明があった。
(2)質疑応答については、予め参加者からの質問事項を各省庁に分け、「1.総論、2.主にCOP29会議に係る事項、3.主にCOPを受けての今後の展望等」といったテーマごとに講演者からの回答を受ける形で展開した。


3. 内容プログラム(敬称略)

  
・ 13:30 開会 
・ 13:35 開会挨拶   IGES 理事長 武内 和彦 
【講演】COP29 開催結果の報告 13:40~14:35  
・ 外務省 国際協力局 気候変動課長 松井 宏樹
資料
・ 環境省 地球環境局 気候変動国際交渉室長小沼 信之
資料
・ 経済産業省 GXグループ 地球環境問題交渉官木村 範尋
資料
・ 農林水産省 大臣官房みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室長坂下 誠
資料
・ 14:45 休憩  
【質疑応答】(事前質問に対する回答形式) 
・15:00~16:15
     (パネリスト) 各講演者
     (モデレーター)GISPRI 前川
 
・ 16:15 閉会挨拶   GISPRI 専務理事 蔵元 進 
・ 16:20 閉会 

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