2007 年のIPCC第四次報告書(AR4)での、「人為起源の気候変化に関する広範な知見を集積・普及させ、必要な対応政策の基盤を構築した努力」が評価されて、IPCCはノーベル平和賞を授与されました。現在、2014 年の完成を目指し、次の第五次報告書(AR5)の執筆が開始されたところです。
本シンポジウムでは、緩和(温室効果ガスの削減)分野を担当するIPCC第3作業部会の国内外の主要な執筆者が、AR5の論点と国境を越えた地球温暖化対策について集中的に議論しました。ここでは、参加した各執筆者の主張のサマリーがダウンロード可能です。
|
2011年7月5日 シンポジウム(非公開ワークショップ)の概要 |
主催者 | : 経済産業省 |
事務局 | : 地球産業文化研究所 (GISPRI) |
会場 | : 東海大学校友会館 (霞が関ビル35階) |
|
シンポジウムのアジェンダ |
|
2011年7月6日公開シンポジウムの概要 |
|
アジェンダ |
【開会セッション】 |
開会挨拶
(9:30 - 9:40) |
関 総一郎 |
経済産業省 地球環境問題担当審議官 |
オープニングスピーチ
(9:40 - 10:10) |
杉山 大志
(エデンホーファー教授の
資料を説明) |
電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員、15章CLA |
石谷 久 |
IPCC国内連絡会WG3座長代理 |
進行に関する説明
(10:10 - 10:15 ) |
村上 敬亮 |
経済産業省 地球環境対策室長 |
|
国際政策セッション |
【セッションA1】 国際枠組 |
国際枠組み
(10:25 - 11:40) |
ロバート・スタバンス |
ハーバード大学JF ケネディ校アルバート・プラット教授、同大環境経済プログラムディレクター、13章CLA |
山口 光恒 |
東京大学先端科学技術研究センター 特任教授、1章LA |
長島 美由紀 |
地球環境産業技術研究機構(RITE) システム研究グループ 研究員 |
【セッションA2】 クレジット・メカニズム |
クレジット・メカニズム
(11:55-13:10) |
アクセル・ミカエロワ |
チューリヒ大学政策学部国際気候変動政策研究ヘッド、14章LA |
澤 昭裕 |
21世紀政策研究所研究主幹、NPO法人国際環境経済研究所 所長 |
手塚 宏之 1 2 |
JFEスチール技術企画部地球環境グループリーダー |
【セッションA3】 技術移転 |
技術移転
(14:10-15:25) |
ジョアンナ・ルイス |
ジョージタウン大学准教授(科学技術・国際関係)、14章LA |
下村 恭民 |
法政大学 人間環境学部 名誉教授 |
上野 貴弘 |
電力中央研究所 社会経済研究所 主任研究員 |
【セッションA4】 シナリオ |
シナリオ
(15:45-16:30) |
秋元 圭吾 |
地球環境産業技術研究機構(RITE) システム研究グループ グループリーダー・副主席研究員、6章LA |
|
国内政策セッション |
[セッションB1] 日本の国内政策 |
日本の国内政策
(10:25-11:40) |
杉山 大志 1 2 |
電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員、15章CLA |
木村 宰 |
電力中央研究所 社会経済研究所 主任研究員 |
岩船 由美子 |
東京大学生産技術研究所 准教授 |
[セッションB2] 諸外国の国内政策 |
諸外国の国内政策
(11:55-13:10) |
ドナルド・チマニキリ |
ジンバブエ大学 学長、15章LA |
鎗目 雅 |
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 准教授 |
[セッションB3] 環境経済・政策 |
環境経済・政策
(14:10-15:25) |
マルティン・イェニッケ |
ベルリン自由大学比較政策学名誉教授、環境政策研究センター所長、15章LA |
馬奈木俊介 |
東北大学大学院 環境科学研究科 准教授、15章LA |
青木 一益 |
富山大学 経済学部 准教授 |
|
<敬称略> |