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ニュースレター
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1994年7月号 |
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IPCC第2作業部会代表執筆者会議開催 IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)では、現在、第二次影響評価報告書の執筆作業に取り組んでいるが、このたび同第2作業部会の代表執筆者(LA:Lead Author)会議が開催された。 ◇日 時 1994年6月5日(月)〜10日(金) ◇概 要 第2作業部会は、第二次影響評価報告書において、気候変動の影響・対応策・緩和策について27の執筆チームにわかれて執筆を行っているが、現在、第0次原稿(素原稿)の執筆が終わったところである。 今回の会合は、各チーム間で第0次原稿の読み合わせを行い、相互のオーバーラップや欠如、書き方などについて相互チェックおよび意見交換を行い、レポートの執筆レベルを合わせるとともに、第2作業部会の第二次影響評価報告書全体について、代表執筆者をはじめとする参加者を認識を高めることを目的として開催された。 同会議は、昨年9月にジュネーブで開催されて以来二度目であるが、前回は、各章項目の確認と代表執筆者の選任が主な議題で、各代表執筆者も調査執筆前ということもあって漠然とした話が多かったが、今回は素原稿の執筆後ということで、かなり詳細にわたってつっこんだ意見交換が行われた。 また、毎朝会合に先立ち7時30分から、第2作業部会のビューロー会議(両共同議長、各サブグループの共同議長で構成)が開催され、会合のすすめかた、第二次影響評価報告書の今後の執筆スケジュールの確認、第1次原稿のレヴュー行いかたの選任などについて、仔細な調整が行われた。 本会議の意見交換を踏まえ、各チームは7月末にむけて、有識者レヴユーをうけるための第1次原稿の完成に取り組むこととなった。 第2作業部会の第二次影響評価報告書の目次ならびに今後の執筆スケジュールは以下のとおり。 IPCC第2作業部会第二次影響評価報告書構成 I.序論 II.影響ならびに適応策の評価 A 生態、気候、自然地理的システム III.緩和策の評価 A エネルギー供給 IV.方法論の概要 A 影響ならびに適応策を評価すめための方法論 V.緩和策の目録の概要 第二次影響評価報告書執筆スケジュール(抜粋)
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