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ニュースレター
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1996年9月号 |
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IPCC第2作業部会
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・主として先進国および途上国の政策決定・立案者向けの報告とする。 |
・IPCCの第1次及び第2次評価報告書を基に作成することとし、新しい知見はIPCCのレビュープロセスを経ておらず、不確定な要素があるので、原則として採用しない。ただし、その知見が極めて重要で取り上げるべきと考えられるものについては、その旨の注を付ける。 |
・Criteriaは、次の3つのカテゴリーに分類する。 |
Environmental Results |
Economic and Social Effects |
Administrative, Institutional, and Political Issues |
・2010年及び2020年に加え、2050年についても政策・措置を検討する。 |
・分野別分析では燃料税、R&D、マーケットプル・プログラムなどの特定の分野についての手段を、経済的手段ではとして複数の分野にまたがる炭素税、排出権、取り引き可能な排出割当てなどについて取り扱う。 |
・Executive Summary 2ページを含め、40ページ程度にまとめる。 |
現在、1次案に対する政府・専門家のレビュー段階で、報告書の構成案と今後の作業予定は以下のとおりである。1次案では、エネルギー分野においてバイオマスに関する記述が多く、また今後議論の中心になると考えられる炭素税・排出権売買などについては、第3作業部会の第2次評価報告書の内容以上に突っ込んだ記述はない。
報告書の構成案(1996年8月末現在)
Executive Summary
I. | Introduction |
II. | Assessment of Objectives/Measures |
A. | Sectral Analyses |
1. | Energy and Transformation Industries |
2. | Industrial Sector |
3. | Residential, Commercial and Institutional Sector |
4. | Transport Sector |
5. | Agricultural Sector |
6. | Forest Sector |
7. | Solid Water and Wastewater Disposal |
B. | Economic Instruments |
今後の作業予定
8/ 1 〜 9/ 3 | 政府及び専門家レビュー |
〜 9/ 6 | 政府コメント集約 |
9/16 〜 9/17 | 政府コメントを踏まえた代表執筆者会議 |
10/27 〜 | 最終案完成 |
10/ 7 〜10/31 | 第2次政府レビュー |
11/ 1 〜11/ 6 | 政府コメント集約 |
11/ 7 〜11/ 8 | 第11回IPCCビューロー会議 |
12/ 9 〜12/18 | AGBM第5回会合 等 |
(湯川 求)
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