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ニュースレター
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2005年 3号
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Report | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「事業者インベントリ調査研究委員会」報告書
なお、各業界とも、おかれている状況や意識するステイクホルダーがそれぞれ異なるため、温室効果ガス排出の対応に関する経営戦略上の位置付けも大きく異なる。従って、インベントリの作成の目的の捉え方も色々であり、それが各論点での考え方の方向性に影響している。従って、各論点とも一定の明確な結論に集約することは現実的ではないことに注意が必要であった。また、各論点の考え方は、事業者インベントリの制度的位置づけによっても異なる。目標遵守が義務化された場合と、作成も公表も自主的である場合では、例えば、インベントリの精度・算定範囲、客観性の担保などで異なった結論となりうる。 以上の点を踏まえた上で、おおよその結論として得られた望ましいインベントリのあり方に関する考え方の方向性を簡単に紹介する。 なお、前提として、事業者インベントリについて、作成・公表は自主的である場合(現状)や、公表だけが義務化するような制度が導入された場合を想定した。
(文責 地球環境対策部 篠田健一) |
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