@世帯から個人単位の社会へ |
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人口減少や世帯構造の変化を背景に単独世帯や少人数の家族が増加している。家族内で果たす家族機能が縮小している。 |
A社会とのつながりの希薄化 |
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地域社会や職場の人とのつながりも低下傾向にある。強制的な人間関係を避け、気の合う仲間など選択的な人間関係への傾斜が高まり、他人への無関心が強まっている。 |
B社会志向の高まり |
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その一方で、「社会」「国」「未来」などの抽象的な社会概念には関心度が高まっており、社会貢献意識や公共意識が特に2005年を境に高まる傾向にある。 |
Cモノの豊かさよりココロの豊かさへ |
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物より心の豊かさを求める傾向が基調となっている。親しい人とのふれあいと、自分の好きな世界に没頭できることが心の豊かさを満たす要件となっている。 |
D自由で自発的な仕事志向 |
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自由で自発的な働き方を求める志向が強まるとともに、新しい多様な働き方が登場している。内発的な動機を高められ、成長実感を得られる職場が求められている。 |
Eグローバリゼーションと自己責任 |
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リスクや不確実性が高まり、その中で政府保証から自己責任へと社会の基盤が動いている。自己責任に帰する選択を行うための情報開示に対するニーズが拡大している。 |
F個人の情報発信力の高まり |
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インターネットの普及を背景に個々人の情報発信力が向上し、社会的影響力も強まっている。 |
G環境志向、シンプル志向 |
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地球環境問題に対する関心がますます高まる傾向にあるなかで、シンプルなライフスタイル志向が強まっている。 |