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ニュースレター
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2008年
5号
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Council | |
スペイン サラゴサ万博参加記念イベントの開催について
2008年6月から9月までの3ヶ月間の会期で「水と持続可能な開発」をテーマに開催されたスペイン サラゴサ国際博覧会において、当財団が展開した愛・地球博理念継承事業を統括しつつ報告する記念イベントを11月8日(土)及び11月14日(金)の両日、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)の協力を得て開催した。2日間でサラゴサ万博に参加した多くのNPO、市民団体及び1,200名を超える観客の方々に楽しんでいただいた。 1.サラゴサ・フルービーとモリコロ、その仲間たち 11月8日(土)名古屋中区栄のナディアパーク、デザインホールにおいて、11:00〜、13:30〜の2回、ジョン・ギャスライト氏をゲストに迎え、家族向けの公演を行った。 このプログラムは、華美なフラメンコから始まり、サラゴサ万博のGISPRIの活動報告映像、日本館の内容を紹介する映像、と続き、7月22日〜28日、エルファロ(灯台)パビリオンで市民ユニットが展開したパフォーマンスを軸に、「僕たちのサラゴサ博〜日本の水の愛し方〜」が上演された。 サラゴサ万博での成果を次世代の若者に継げていこうとするこのチームの試みは、総勢80名を超える子供達の和太鼓、合唱の参加という形で実現され、会場から大きな拍手がよせられた。 愛・地球博ボランティアセンターのメンバーによるモリゾー・キッコロの朗読劇に引き続き、サラゴサ万博で好評を博したモリコロwithフルービーミュージカルは今回の公演のために演出にも改良が加えられ、日本語バージョンとして華やかに上演された。 会場のロビーでは、市民ユニットのワークショップチーム、展示チームが、それぞれがサラゴサ万博で展開した活動を紹介し、日本館で配られたサラゴ茶も提供された。 2.愛・地球博の理念継承「その取組みと成果」 11月14日(金)18:00〜20:30 名古屋市東区東桜テレピアホールにおいてシンポジウム及びパネルディスカッションを実施した。 このプログラムでは、サラゴサ万博のGISPRIの活動報告映像、日本館の内容を紹介する映像に引き続き、宮本日本政府代表から万博の意義、とりわけテーマを追求した事業展開の重要性、万博がもたらす国境を越えた交流の素晴らしさを強調したスピーチがなされた。 更に、NPO法人日本水フォーラム竹村事務局長からは、サラゴサ万博で7月21日に実施された「水の論壇」シンポジウムの模様を皇太子殿下の講演を披露しつつ紹介し、併せて気候変動がもたらす種々の自然災害等に人類がいかに英知を出しあい対処していくべきか等につき、講演いただいた。 引き続き行われた、パネルディスカッションには、スペインからECODES代表のビクトール・エド氏、サラゴサ万博公社のルシア・マリーノの両名を招聘した。このパネルディスカッションは、小川巧記横浜開国・開港150周年記念事業総合プロデューサーを進行役に、サラゴサ万博に参加したNPOの代表と共に愛・地球博、サラゴサ万博の成果を将来の万博にどのように継承していくかにつき熱心に議論が行われた。 最後に、当財団 蔵元専務理事より、“継続は力なり”としつつ、関係方面の協力を得つつGISPRIとしても愛・地球博の成果を上海以降の万博につなげていくと総括した。 この会場においても、ロビーでは、サラゴサ万博に参加したNPO等が活動紹介の展示を行い、併せて、サラゴサ日本館のVIPルームで飾られた生け花もACAの協力の下、再現された。 |
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