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ニュースレター
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2010年 2号
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Opinion | |||||||
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万国博覧会は、世界の国々が、民族、宗教、経済力などに関わりなく、その国々の文化、産業、科学などの成果を一堂に展示することで、相互理解と生活文化の交流を深め、世界の繁栄に寄与することを目的に、1851年ロンドン国際博覧会以来、各国にて開催されています。 「人類の進歩と調和」をテーマとしたこの博覧会には、世界77カ国のほか、地域や機関の協力を得て116のパビリオンが出展され、会期中の入場者数は延べ64,218,770人に達し、この出展数・入場者数は、いずれも万国博覧会史上最高を記録し、国内外に強烈な印象を与えました。 博覧会終了後、その跡地を「緑に包まれた文化公園」として整備することが決定され、以来40年間計画的に公園の造成、施設の充実に取り組んでまいりました。 公園の整備が一段落した2006年、今後万博記念公園が目指すべき方向を将来ビジョンとして取りまとめ、「自然環境の保全」、「生き生きとした人間社会の構築」、「日本万国博覧会の遺産の継承」の3つの目標を掲げました。 2010年3月、日本万国博覧会が開催されてから40周年を機に、独立行政法人日本万国博覧会記念機構は、博覧会終了後から保存してきた鉄鋼館を整備し、日本万国博覧会の記念館「EXPO’70パビリオン」として開設いたしました。日本万国博覧会の映像、写真、記録資料、出展作品などを数多く展示紹介するとともに、万国博覧会歴史上に残る成功を収めた70年万博の国家的、歴史的、文化的意義を末永く発信する施設として、後世に継承していきたいと考えているところでございます。 EXPO’70パビリオンオープン記念事業 (パビリオンユニホーム複製によるファッションショー) 博覧会当時の世界初立体音楽堂を内部公開 正面の展示物は、日本館4号館に展示していた巨大タペストリー (左:よろこびの塔、右:かなしみの塔) |
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