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国際シンポジウム
「京都議定書以後の国際枠組みにおける
セクター別アプローチ」
<講演内容の掲載>

2009年2月27日(金)に開催した、弊所主催の国際シンポジウム「京都議定書以後の国際枠組みにおけるセクター別アプローチ」は、2013年以降の次期枠組み交渉期限を目前に控え、講演内容やパネルディスカッションでの討議に対し大きな反響がありました。

 本ページでは、当日の講演内容について全文を掲載いたします。
(随時更新予定)


【基調講演】Ottmar Edenhofer教授

IPCC第3作業部会共同議長 オトマール・エーデンホッファー博士は2013年に完成が予定されている第5次評価報告書の内容ついて講演されました。博士は、IPCCをとりまく環境が変化する中、不完全な世界における現実的な緩和オプションや、全てのセクターにおける削減ポテンシャルの探索が必要であり、この点で、IPCCと産業界の意見交換が極めて重要であるとしています。

<講演内容へのリンク(pdf)>

講演内容全文(日本語)

講演資料

インタビュー(前編)

インタビュー(後編)

CV


オットマー・エーデンホッファー教授
オットマー・エーデンホッファー教授は、ポツダム気候影響研究所(PIK:Potsdam Institute for Climate Impact Research)副所長兼チーフ・エコノミストを務め、ベルリン工科大学で気候変動経済学の教授として教鞭をとる( Michael-Otto-Stiftung 氏とともに就任)。現在、PIK では大気安定化の経済学を専門とする研究領域III−持続可能な解決策チームを統括している。2008 年9 月より気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第3 作業部会(WG III)の共同議長に就任。今後7 年間の任期で活動の予定。



【講演1】W. David Montgomery博士 (CRA International Vice President)
モンゴメリー博士は、講演の中で
”世界各国において包括的な排出権取引制度という考えからの撤退が見られ、これに代わって、国内では多様な規制手法が、国際的にはセクター別アプローチが主流になってきている”
との観察を報告されました。

<講演内容へのリンク(pdf)>

講演内容全文(英語)

講演内容全文(日本語)

講演資料

CV


デビッド・モンゴメリー博士
(CRAインターナショナル、副社長)
モンゴメリー博士は、気候変動政策に係る経済問題では国際的にも著名な専門家。
コンサルタント会社であるCRAインターナショナルの副社長。
この分野での著書も多数。
気候問題に関する政府間パネル(IPCC)の第二次評価報告書の編集では、第3作業部会の主要代表執筆者を務めた。
現在、同博士が研究している主題は:
気候政策の経済影響、経済および政治制度が気候政策の策定およびその効果に与える影響 など。