2007年1月24日、(財)2005年日本国際博覧会 中村事務総長とサラゴサ国際博覧会公社ブラスコ総局長との間で交された市民参加プログラムの実現に関する覚書(MOU)に基づき、万博史上初めて愛・地球博で生まれた新しい参加活動を継承するため、サラゴサ公社は、市民主導型パビリオン El faro(灯台)を会場内に建設しました。 このパビリオンは、全世界のNPO等に開放され、その運営は、スペインのNPO法人 ECODES(代表 ビクトール氏)が行いました。 当財団は、Japan Day(7月21日)を中心にその前後2週間(7月14日~27日)を愛知Weekとして確保し、展示場の一部(終日)、ワークショップ(17:00~20:00)、円形劇場(15:00~17:00)を活用し、様々なプログラムを展開しました。前半(14日~20日)をNGOユニット、後半(21日~27日)を市民ユニットとし、スタッフ、関係者を含め総勢70名を超えるメンバーが愛知を中心に日本全国から結集し、サラゴサを訪問しこの事業に参加しました。 この市民参加事業の主眼は、“対話と交流”であり、会場内で行った全ての催しが、来場者参加型をめざし、取り組んだ結果、El faroは、開幕以来、最高の入場者数をこの愛知Weekで記録しました。 7月27日20:00~22:00のクロージングイベントでは、2週間の活動の成果を総括すると共に、ミュージカルチームも応援にかけつけ、盛況裡に終了しました。 |