(財)地球産業文化研究所は2006年1月31日に、国連大学・ウタントホールにて第16回GISPRIシンポジウム「21世紀日本社会は外国人をどう迎え入れるのか-人口減少社会の持続可能な移民政策-」を開催致します。 日本の外国人人口は、年々増加し、現在約200万人の外国人が日本に滞在・定住し、うち約80万人が仕事に就いているといわれています。 日本政府は高度人材の受け入れを積極的に進める方針を打ち出し、また、産業界は少子化進行に伴う労働力不足を補うべく外国人労働者の受け入れ・採用について秩序ある拡大を求めています。 また多くの大学が留学生受け入れを積極的に進めようとしており、日本の外国人人口は引き続き増加するものと予測されます。 こうしたなかで、日本の社会、産業界が彼等外国人とどのように関わり、彼等をどのように受け入れてゆくのかは、大変重要な問題になりつつあるといえます。 本シンポジウムでは、内外の専門家、研究者さらに行政の担当者を交え、日本の企業活力ひいては産業競争力維持のために、外国人労働力はどのように活かされるべきか、そして外国人労働者の受け入れが進められた場合、社会にはどのような影響が及ぶのか、公正・公平で持続可能な日本社会の構築に向け、政府はどのような外国人政策と法制面の整備に取組み、また、産業界は外国人労働者の受け入れについてどのような役割を果たすことができるのか、などの主要な課題について、そのこたえを探る事と致します。 |
1. | テーマ | 「21世紀日本社会は外国人をどう迎え入れるのか-人口減少社会の持続可能な移民政策-」 |
2. | 日 時 | 平成18年1月31日(火) 10:00~17:15 |
3. | 会 場 | 国連大学 国際会議場(ウ・タントホール) (日英同時通訳付) 会場地図: |
4. | 入場料 | 一般:¥3,000 御招待:無料 |
5. | 申込み | 「申込み書式」をダウンロード
頂き、所定事項ご記入のうえ、FAXにて事務局あてお申し込み下さい。参加登録証を発行、お届けします。 定員になり次第、申込み終了とさせて頂きますので、あらかじめ、ご了承ください。 |
「申込み書式」はこちら |
10:00~10:05 | 開会挨拶: 福川伸次 ((財)地球産業文化研究所顧問) | ||||||||||||||||||
10:05~10:20 | 基調講演: 「多文化共生社会を考える」 手塚和彰 千葉大学大学院専門法務研究科教授 |
||||||||||||||||||
10:20~10:50 | 招待講演: 「外国人労働者の雇用と社会的公正」 P.ハナウ ケルン大学法学部教授(前ケルン大学学長) 司 会: 手塚和彰 千葉大学大学院専門法務研究科教授 |
||||||||||||||||||
10:50~12:20 | パネル討論-1: 「日本の産業構造、人口構造の行方と外国人」
|
13:20~13:50 | 招待講演: 「EU域内の労働力移動とその将来展望」 E.フラシンスカ ポーランド経済・労働省労働市場局長 司 会: 木村耕太郎 (財)地球産業文化研究所専務理事 |
||||||||||||||||||
13:50~15:20 | パネル討論-2: 「欧州の移民問題から導かれる教訓」
|
||||||||||||||||||
15:40~17:10 | パネル討論-3: 「持続可能な外国人受入れモデル」
|
||||||||||||||||||
17:10~17:15 | 閉会挨拶: 木村耕太郎 ((財)地球産業文化研究所専務理事) |