地球環境関係
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活動
1.第一次評価報告書 5.技術報告書
2.第二次評価報告書 6.特別報告書
3.第三次評価報告書 7.温室効果ガス
インベントリープログラム
4.第四次評価報告書 8.その他



4.第四次評価報告書(2003〜2007予定) 背景 / 現状

現状
第四次評価報告書(AR4)で取り扱われる横断的課題(Cross-Cutting Themes)や各作業部会(WG)報告書のアウトラインについては、2回にわたって開催されたスコーピング会合(SM)で検討された。その後WG会合でアウトラインや今後の作業スケジュールが検討され、第21回全体会合で採択された。執筆者の募集も開始され、各国からの候補者リストをもとに、2004年4月のIPCCビューロー会合を経て翌月に正式に選出された。統合報告書で扱う問題に関しては、2004年7月に開催された統合報告書スコーピング会合で話し合われ、第22回全体会合(2004年11月)において統合報告書の作成が正式に決定し、そのアウトライン等に関しても検討が行われた。以下に現在までのAR4に関する議論の概要を示す。

第1回スコーピング会合(2003年4月14〜16日、モロッコ・マラケシュ)
AR4作成準備として、WG別にAR4の骨格と横断的課題の取扱いについて議論。
経済産業省 IPCC第四次評価報告書第一回スコーピング会合結果概要参照。)


第2回スコーピング会合(2003年9月1〜4日、ドイツ・ポツダム)
AR4の骨子案の検討、及び7つの横断的課題に関して事前配布された概念ペーパーをふまえて各WGにおいて取扱いについて検討。
環境省地球環境局研究調査室 第2回IPCC第4次評価報告書スコーピング会合の概要参照。)


第21回全体会合・WG会合(2003年11月3〜7日、オーストリア・ウィーン)
各WG会合のアウトライン、作業スケジュール、及び予算等が採択された。
2004年4月の執筆者選定に向けて各国から専門家(執筆候補者)の募集を開始。
第21回全体会合参加報告書 ページ1〜6参照。)
WG IIIの第7回会合の議論の詳細な記録は以下を参照。
第7回WG III会合記録
各WGのアウトラインの和訳は以下のとおり:
O WG I アウトライン
O WG II アウトライン
O WG III アウトライン
AR4で取り扱う横断的課題(7つ)と担当は以下のとおり:
横断的課題 主に担当するWG アンカー
リスクと不確実性 1 Manning(US)
Petit(フランス)
地域的視点 1 Giorgi(イタリア )
Carter(フィンランド)
2 Kundzewicz(ポーランド)
Mata(ベネズエラ)
主要な脆弱性(条約2条) 2 Schneider(US)
Anisimov(ロシア)
適応と緩和(統合的アプローチ) 3 Grubb (イギリス)
Huq(バングラデッシュ)
持続的発展(SD) 3 Srivastava(インド)
Heller(US)
技術 3 Edmonds(US)
Moreira(ブラジル)


第22回全体会合(2004年11月9〜11日、インド・デリー)
AR4統合報告書の作成が決定され、形式や長さ、トピック、スケジュールなどについて検討された。
各WGより、2004年4月のビューロー会合でAR4の執筆者・査読者を選出し、2004年末から2005年初めにゼロ次ドラフトをTSUに提出する予定である旨、報告。
その他特別報告書の進捗状況の報告
  第22回全体会合参加報告書

なお、2005年4月にエチオピア・アディスアベバで開催された第23回全体会合ではAR4の進捗報告は議題になかった。 2005年9月の第24回全体会合(カナダ・モントリオール)では各WGから進捗状況について報告があった。
  第24回全体会合参加報告書